食と健康その⑧起立性調節障害の改善法
分子栄養学認定カウンセラー
リメイクサロンモモ気功整体師 徳田 富雄
朝起きれない、頭痛、めまい、胃腸の調子が悪いなどで学校に行けない子どもが増えています。
起立性調節障害と診断され、血圧を上げる薬などを処方されるもののなかなか改善せず、当院を
受診される方が今まで70名以上おられました。
分子栄養学の分野では起立性調節障害はミトコンドリア機能低下によるエネルギー生産の停滞と
考えられています。
ミトコンドリア機能低下を改善するために、当院では以下のことを提案しています。
- 一時的に小麦製品や乳製品、白砂糖を使った食品を控える
- 人工甘味料、化学調味料、合成保存料などの添加物はできる限り避ける
- 腸内環境を整えるためにミヤリサンなどの酪酸菌を摂る
- 腸内善玉菌の餌となる水溶性食物繊維やオリゴ糖などを摂る
- ミネラル豊富な天然だしを使ったみそ汁や具だくさんの肉汁などを食べる
- サラダ油、マーガリンなどトランス脂肪酸を避け、亜麻仁油、オリーブ油など良質な油を摂る
- 寝る前にココナッツオイルかハチミツを摂ってみる
- 概日リズムを整えるためできるだけ朝日(太陽)を浴び、ややきつめの有酸素運動をする
- ビタミンB群、CoQ10、Mg、抗酸化サプリ(ビタミンC、Eなど)などのサプリを摂る
整体の施術では
- 背骨の歪み、骨盤の歪みを調整
- 頭蓋骨の歪みを調整
- お腹の調整
以上の組み合わせにより、ほとんどの方が改善し元気に通学できるようになっています。