食と健康その⑫発達しょうがいと食・栄養研究について
分子栄養学認定カウンセラー
リメイクサロンモモ気功整体師 徳田 富雄
リメイクサロンモモでは発達しょうがいと食・栄
養に関する相談を受けるために発達しょうがいと
食・栄養研究所を開設しました。
発達しょうがいとは「自閉症、アスペルガー症候
群そのほかの広汎性発達障害、学習障害、注意欠
如(欠陥)多動性障害、そのほかこれに類する脳
機能の障害であって、その症状が通常低年齢にお
いて発現するものとして政令で定めるもの」と規
定されています。
文部科学省の調査によると、通常学級に在籍する
児童・生徒の中に発達しょうがいの特徴を示す子
どもは、2012年は全体の6.5%、2020年
は8.8%、11万7366人で27年間で87倍
に激増しています。特別支援教育を受けている児
童・生徒を含めると全体の1割程度が発達しょう
がいだと言われています。
研究所を開設して間もなく、自閉症スペクトラム
障害と診断されたものの治療がない場合の家庭で
できる対処法について相談を受けました。ここで
は、6つの対処法について簡単に述べてみたいと
思います。各項目の詳細については、次回解説を
します。
1、腸内環境を整える
2、グルテンフリー、カゼインフリーを実践する
3、鉄を中心としたミネラルをしっかり摂る
4、添加物、加工食品を控える
5、たんぱく質をしっかり摂る(肉、卵、お腹の
状態が悪くなければプロテインも)
6、血糖値の乱高下を避ける食事法を実践する