食と健康その⑨不妊と栄養
分子栄養学認定カウンセラー
リメイクサロンモモ気功整体師 徳田 富雄
近年日本では不妊に悩むカップルが急増しており
3組に1組が不妊に悩んでいるといわれています
また、何らかの不妊治療・検査を受けたことのあ
るカップルは5.5組に1組あるといわれています。
WHOの調べによると、女性の不妊要因が6割以
上を占めています。
それでは不妊の原因はどこにあるのでしょうか。
新百合ヶ丘総合病院袴田拓(はかまだ たく)
医師の報告によると、不妊の原因は以下の
3本柱であるとのことです。
- 鉄欠乏(潜在性がより重要)
- ビタミンD欠乏
- 低血糖(副腎疲労)
◎鉄不足では、卵子にエネルギーがなく、おりも
の不足で精子誘導に不利、子宮内膜が薄く、着床
胎盤形成にも不利であり何重にも妊娠しにくい。
仮に妊娠しても、胎児の発育や母体の維持に不利
である。
ヘモグロビン値が正常でも貯蔵鉄フェリチンが
40ng/ml未満であれば、妊活女性は積極的に鉄
剤を投与すべきである。50歳以下の日本人女性
の7割以上が鉄不足を疑われることから鉄の補充
はとくに重要であると思われます。
◎ビタミンD摂取は、受精卵の子宮内膜への着床
率を向上させ流産率を減少させるなど、妊娠に関
するビタミンDの効用は数多く報告されています。
血中ビタミンD濃度を増やすため、魚類やキノコ
などビタミンDを多く含む食材やビタミンDサプ
リの摂取が勧められます。
◎着床時の子宮内膜には十分な糖、グリコーゲン
が必要という報告があることから、低血糖対策は
非常に重要であり、特に体外受精の凍結胚・移植
待ちの方にこそ重要であると考えられます。
動悸、冷汗、不安、焦燥感、口渇、腹痛や夜間の
不眠、悪夢、寝汗、食いしばり、寝違えが多い、
肩こりなど、また血液検査における中性脂肪値
(TG)が50未満の方は低血糖症状が疑われる
ので、以下のような対策が必要になります。
・低血糖を回避するため日中の糖質(一口大の
おにぎり、甘栗、干し芋など)少量頻回摂取
・夜間低血糖を防ぐため就寝前にハチミツスプー
ン1杯かMCTオイルを摂取
・タンパク質(肉、魚、卵、大豆食品)を毎食摂
る
・亜鉛・ビタミンCをしっかり補充する、避けら
れるストレスは避ける
リメイクサロンモモの不妊整体は上記の栄養補充
をしっかりしていただきながら、骨盤や背骨の歪
みを整え、子宮と卵巣の血流を改善し、頭蓋骨の
歪みを調整し脳からの子宮と卵巣への指令を届き
やすくすることにより妊娠しやすい体質に導いて
いきます。
妊娠後もむくみや腰痛などを改善したり、流産や
早産を防ぐための施術をしています。